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  • 2019.12.03 Tuesday
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サプリメント

患者さんと話していて驚くことがあります。

薬 副作用があるから飲みたくない。 サプリメント 自然のものだから安全、飲みたい。

このように考える方がいかに多い事か。

実際はサプリメントはこの記事にあるように胃の中でちゃんと解けるかどうかさえ、分からないものが多いのです。

薬;効果も、副作用もかなりしっかり調べてある。 サプリメント 効果も副作用も十分には調べていない。

このように考えていただきたいともいます。

サプリメントの客観的な評価は国立健康、栄養研究所のホームページを参考にされると役に立ちます。
https://hfnet.nibiohn.go.jp/

マスコミの宣伝に惑わされないとこは本当に重要です。

 


 

 


新薬リスク

ことしもインフルエンザの季節になりました。今からでも間に合いますのでワクチンの接種をお忘れなく。

昨年は一回飲むだけで治療が終了するという新薬 ゾフルーザ が話題となり、インフルエンザ患者の約半数に投与されたそうです。

今年になってこの薬が薬剤耐性を誘発しやすいことが分かって、小児科学会は子供にはこの薬を積極的に推奨しないことになりました。要するにゾフルーザが効かないインフルエンザウイルスが増えてきたということになります。

 

なぜ、このようなことになったのでしょうか?

それは医療側と患者さん双方が 新薬リスク に無頓着だったためではないでしょうか?

 

新薬にはこれまでなかった効能があるので以前の薬よりあらたな利点があるはずです。

重要なのはその薬が ゾロ新 なのか ピカ新なのかということです。

インフルエンザに対してはタミフルをはじめとして有効性と安全性が確立した薬がいくつかすでにあります。

注意するべき事柄もはっきりわかっています。

一回のむだけでいいということが画期的なのでしょうか?

この薬は以前からある薬に少し利点を加えただけのいわゆる ゾロ新 だということを理解すべきであったと思います。

 

他に有効性と安全性が確立した薬があるならそちらを優先するべきで少なくとも一年は待つべきだったのではないでしょうか?

ちなみに当院ではゾフルーザの処方は昨シーズンはまったくしませんでした。

画期的新薬である ピカ新、類似薬のある ゾロ新、覚えておくとご自身の身を守ることになると思います。


パーキンソン病患者の入院について

 

初期は別としてある程度進行したパーキンソン病患者さんの入院はかなりの危険を伴います。

入院に伴う生活環境の変化でせん妄といって自分がどこにいるかわからなくなり、大声で騒いだり、暴れたり、以前とは別人のようになられることがあります。

状況によっては死亡したり、寝たきりになる可能性もあります。

 

パーキンソン病以外の手術などで入院される方も事前に神経内科の主治医に相談して投薬調整をしたり、入院中の注意点などを聞いておかれるといいと思います。

 

そのことにより、結構、せん妄は回避できます。

せん妄が出た場合は可能であれば自宅に帰られることが一番の治療です。

もっと大切なことは必要性の低い入院をむやみにしないことです。

 


高血圧はなぜ下げないといけないのか?

血圧は高い場合は下げないといけないと思っておられる方が多いと思いますが、なぜ下げた方がいいか、答えることができない方もおられるのではないでしょうか?

 

血圧は収縮期が140、拡張期90を超えた状態が続くと脳卒中が起こりやすいことが分かっています。

最近では130以下の方がより起こりにくいことがはっきりしてきました。

脳卒中は脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血などを合わせたものの総称です。

脳卒中は現在、寝たきりになる原因のNo.1です。

血圧を下げることにより脳卒中で寝たきりや障害で苦しむことを避けることができることをしっかり認識していただきたいと思います。

 

それから、皆さん、御存じないと思いますが、高齢化が進むに従い心不全に罹患される患者さんが、入院ベットが足りないくらい爆発的に増えることが予想されています。

高血圧を治療することにより心不全になるリスクを回避できるということも大事なポイントです。

 

現在、治療必要な患者さんの半数しか医療機関に通われていない、通われても十分に血圧を下げられていない方がその半数程度しか、おられないことが脳卒中や心不全で苦しむ患者さんが減らない大きな原因なのです。

 

高血圧の恐ろしさを再認識いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 


小規模多機能施設

 小規模多機能施設
今週の水曜日、患者さんが亡くなりました。施設でのお看取りは初めてです。施設では職員が不安がったり、すぐに病院に入院させたりして、看取りが難しいことが多い。この度の小規模多機能施設の職員さんは覚悟をもってがんばってくれました。看護師さんも一人しかいないのに休日返上で、毎日点滴してくれました。
小規模多機能施設、必要なときにいつでも患者さんを預かってくれる、厚労省切り札の施設です。しかし、サービスを提供する側からすると小規模で人的資源もない中ですべての要求に応えないといけない、介護報酬もそう高くありません。そんな中でも懸命に地域の介護、医療を支えておられます。

うれしいニュース: てんかん患者さんに赤ちゃん誕生

 

最近、うれしいニュースが2件ありました。
私の診ているてんかん患者さん2人に赤ちゃんが誕生したのです。

てんかんの患者さんは発作を押さえるために長期間、薬をのまないといけないのですが、薬をのんでいる患者さんの胎児には身体の奇形がでる確率が他の方より幾分高いことが分かっています。

しかし、薬の量や、種類を工夫することによりそのリスクを低くすることが可能です。
当院では女性の場合、将来的な妊娠出産について、長期的は投薬治療を考慮しています。
すでに当院のてんかん患者さんで薬をのみながら出産され、元気で子育てをされている方が10人以上おられます。
中には3人出産された方も数人おられます。
子供さんに身体奇形があった方は幸いに一人もおられません。

今回は薬を安全性の高いものに変更し、計画妊娠していただきました。
予定日直前に発作があったので心配していましたが、母児とも無事とのことでほっとしています。
このように皆さんがある程度のリスクをとりながら、立派に出産、育児をされているのはすばらしいことだと思います。

最後に強調したいのは、薬のリスクを怖がり、無断で服薬を中止することは絶対にしないでください。
妊娠中に発作が起きると、母児ともに非常に危険な状態になります。
このことは、薬のリスクよりはるかに高いことを忘れないでください。



多発性硬化症(MS)と腸管免疫

 5月18日は名古屋国際会議場で開催された日本神経学会に参加しました。
朝の7時40分から夜の8時までのハードスケジュールでした。その中でも興味深かったのは国立精神神経センター山村先生の腸管免疫とMSの話でした。

 元々、MSは欧米に多く、日本を始めとするアジアには少ない。日本では北海道には比較的多いといわれていました。
それが、最近日本で患者さんが増えています。また、日本人でも欧米に数年在留した短期間にMSを発症される方がおられることがわかってきました。
MSと同様に日本で増加している消化器の疾病があります。クローン病や潰瘍性大腸炎などの免疫が関係する疾患です。これらも将来、現在問題になっているB,C型肝炎などの感染症に取って代わり、日本で大きな問題になるといわれています。

 MSや消化器免疫疾患の増加が日本人の食生活の変化、つまり、魚や海草などの海産物中心の食事から乳製品や動物性の蛋白中心の食事の変化によるものではないかということです。

 実際、食生活が変わると腸管の細菌叢が変化するそうです。細菌叢が変わると腸管の免疫環境も変化してきます。特に注目されるのがTh17細胞というリンパ球が増加することです。この細胞は最近、MSや腸管免疫疾患の発症に深くかかわっていることが分かってきています。

 ここでも古来の日本食の良さが見直されていました。

名古屋国際会議場

名古屋国際会議場

2011神経学会

講演風景


大丈夫?

 大震災に罹災された方々にお見舞い申し上げます。
原発の件ですが、これまで私たちは”大丈夫”と説明されてきました。
私はこの分野の素人で、詳しいことは分かりませんが、この世には震災もあれば、戦争でミサイルが飛んでくることもあるだろうし、テロで爆破されることもあるだろうと思っていました。
”大丈夫”ということはそれらにも対応できるように準備できていると思っていたのですが、実際はそうではなかったようです。

 一般的に自分のことを”大丈夫”という人は実際には”大丈夫”ではないことが多いと思います。
アルツハイマー型認知症の患者さんは自分のことは”何も問題はない”といわれます。
自分が認知症ではないかと心配してこられる方はたいてい大丈夫です。
脳卒中などの大きな病気をされた方にも”これまでは健康で悪いところはなかった。”といわれる方がおられます。実際は悪いところがなかったのではなく、悪いところはあったけれど自覚症状がなかったので放置していた、と考えるべきでしょう。

 世の中には本当に大丈夫ということは滅多にないと考え、注意、予防をすることが重要だと思います。

インフルエンザがブレークしています。

  先週の終盤から今週にかけ、発熱患者さんが急増しています。
半数くらいがインフルエンザAが陽性ですが、残りの検査陰性の患者さんもインフルエンザの
可能性が高いように思います。
20代から40代あたりの患者さんが多いように思います。

 現在のインフルエンザAの患者さんの約7割が、昨年流行した新型インフルエンザだそうです。
ワクチンを打っておられない方は免疫がまったくない可能性が高いので非常に感染しやすいし、
重症化する可能性も高いと思います。

 昨年、あれほど騒いだのに、ワクチンを打っておられない方が多いのは残念です。
”のど元過ぎれば、、、”ですね。
感染症に対してはすべての人に危機管理意識が必要だと思います。

 今となっては手洗い、マスク、人混みを避けるなどの予防の徹底と発熱すれば早い目に医療機関を受診することが必要と思います。

 当院に受診される際は電話でご予約をとっていただくようお願いします。
当院では発熱患者さんは入り口から診察が終わられるまで、他の患者さんとは完全に接触されないよう、考慮しています。
スペースに限りがありますし、混雑することもありますので、予約時間どうりに診察できないこともあります。その節はご容赦いただくようお願い申し上げます。

肺炎の恐ろしさ

  最近、肺炎の恐ろしさを身近で経験することが多くあります。
肺炎は病気自身も生命を脅かすことがありますが、それよりも高齢者や
脳卒中、パーキンソン病などの神経的基礎疾患をお持ちの患者さんにとり恐ろしいことがあります。
それは、肺炎により入院するとベットの上の生活になることです。
点滴に24時間つながれ、身動きができなくなることです。
食事もテーブルでなくベットの上で食べないといけないことです。
高齢者や神経疾患の患者さんはそれだけで足が弱って歩けなくなります。

 食事もちゃんと椅子に座って食べなければ、食事が気管に入って肺炎を悪化させます。
肺炎が重症だと、絶食になることもあります。
この状態が1週間以上も続けば栄養障害などでさらに歩けなくなります。
重症な方は嚥下ができなくなって、胃にチューブを入れて栄養を入れる、”胃瘻”と
呼ばれる手術を受けるはめになります。

当院の患者さんが肺炎で入院されると半分近くの方が帰ってこられません。
寝たきりや嚥下障害になり、長期療養型の病院に転院されたり、中には亡くなられる方もおられます。

 そのような、理由で当院では肺炎のリスクの高い方には肺炎球菌とインフルエンザのワクチンを
強くお勧めしています。

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