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ボツリヌス毒(ボトックス)治療について

 当院では”片側顔面けいれん”と”眼瞼けいれん”に対してボツリヌス治療を行っています。

 ”顔面けいれん”とは脳幹というところから出る顔面神経が、近くを走る血管により
圧迫され、顔面の半分が痙攣してひどい場合は眼をつぶってしまったり、
口元がひきつったりする病気です。。
悪性の病気ではないので命には影響しません。
薬を試すこともたまにありますが、あまり効果は期待できません。
根治療法は頭がい骨を開けて脳幹付近の顔面神経と血管をひきはなす
手術をします。有効性は95%くらいといわれています。
しかし、いくらかは手術による侵襲はあります。
手術は希望されないが痙攣をなんとかしたい方にボツリヌス治療がお勧めです。

 ”眼瞼けいれん”は現在でも原因不明で、眼の周囲の筋肉が両側性に
閉じてしまう疾患です。
こちらは薬が少し効く場合がありますが、ボツリヌスの方がより有効です。

 ボツリヌス治療はボツリヌス菌という神経毒をつくる細菌を培養し、人工的に取り出した
神経毒を痙攣する筋肉に皮下注射してけいれんを治療します。
インシュリンの針くらいの細い針で10か所程度、痙攣している目や口元の筋肉に
皮下注射をします。時間は10分程度で済みます。
薬の効果が3か月くらいしか持続しないので、3-4ヶ月毎に治療を繰り返します。
副作用としては薬が効きすぎて瞼が上がらない、閉じない、口元がマヒするなどの
ことがまれに起こりますが、薬の効果がなくなれば元に戻ります。

 治療には同意書へのサインが必要であり、薬が注文制のため、
初診時には治療はできません。
書痙、斜頸、下肢の痙縮の治療は当院では行っておりませんのでご了承ください。






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  • 2018.11.05 Monday
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